Recycle缶の階_出演者紹介

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2015/12/17
出演者紹介【太田宏】

出演者紹介
1)劇場へ俳優を見に来てください…ご挨拶とお願い(久野那美) 11/16up
2)<客席編>「椅子に座る女」役…中村彩乃 11/17up
3)<客席編>「椅子を並べる男」役…七井悠   11/19up
4)<舞台編>「缶コーヒーを持つ男」役…諸江翔大朗 11/21 up
5)
<舞台編>「ヒーローに見えない男」役…太田宏 12/18 up



<舞台編>「ヒーローに見えない男」役…太田宏

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大阪府出身。東京都在住。 KTカムパニーを経て青年団に所属。『ソウル市民』『冒険王』『東京ノート』、ロボット演劇『働く私』など平田オリザ作品に数多く出演している。国際プロジェクト『別れの唄』(2007)、『鳥の飛ぶ高さ』(2009)、『HIROSHIMA MON AMOUR/ヒロシマ我が愛』(2009年スイス・ローザンヌのTheatre Vidy-Lausanneとフランス・レンヌのTNB-Centre europeen theatral et choregraphique共同制作)ではフランス語を駆使した演技が高く評価された。 最近では、カムヰヤッセン『新説・とりへばや物語、』Romt『ここからは山がみえる』、『愛の終わり』など。





Q.自分はどんな俳優だと思いますか?そして、どんな俳優でありたいですか?


必死な役者
必死に舞台に立ち続けようとする役者でいたい


Q.演劇をする上で大事にしていることは何ですか?

セリフの最初の音の高さ


Q.俳優として何か特別な能力を与えられるとしたら何がほしいですか?

俳優として、知らないうちにお金が集まって来てしまう能力


Q.今後やってみたい役はありますか?

「煙草の害について」の老人イワン・イワーノビッチ


Q.なぜRecycl缶の階公演に参加したのですか?

久野那美の言葉を喋るチャンスが、与えられたと思ったから。


Q.共演者の諸江さんはどんなひとですか?

諸江さんは、本当に優しいお兄さんです。
そして、スポンジの様に吸収していきます。

彼の年齢のときに自分は何をしていただろうかと考えると恥ずかしくなります。
僕は彼に負けませんが、彼も僕に負けないでしょう。
そんなことを思わせてくれる人です。


Q.1幕「舞台編」はどんな物語ですか?

他人と関わろうとし続ける物語です。



Q.あなたが演じている登場人物はどんなひとですか?


まあいいか、で物事を済まさない、済ますことができないかわいそうなひとです。




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主な出演作品


【2015】
■あごうさとし演劇公演 -純粋言語を巡る物語-バベルの塔 Ⅱ 俳優、太田 宏 (青年団)・武田 暁 (魚灯) による無人劇 (京都 東京公演)
■青年団第74回公演/青年団国際演劇交流プロジェクト2015
■青年団『冒険王』/青年団+第12言語演劇スタジオ『新・冒険王』城崎 韓国 東京公演(2016年国内ツアー予定)
Romt「十二夜」作:W.シェイクスピア、演出:田野邦彦アトリエ春風舎

【2014】
■缶の階 「ヒーローに見えない男/缶コーヒーを持つ男」大阪 船場サザンシアター、ウィングフィールド
■SPIC×RoMT『ゴーストシティ』作:ギャリー・オーウェン 演出:田野邦彦
■青年団「もう風も吹かない」作・演出:平田オリザ三重県文化会館、AI・HALL、四国学院大学ノトススタジオ、富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ、吉祥寺シアター
■カムヰヤッセン「新説・とりかへばや物語」作・演出:北川大輔SPACE雑遊、ウイングフィールド、ぽんプラザホール

【2013】
■「愛のおわり」パスカル・ランベール作・演出静岡芸術劇場、ナレッジシアター、KAAT神奈川芸術劇場大スタジオ
■『ここからは山がみえる』戯曲:マシュー・ダンスター 翻訳:近藤 強 演出:田野邦彦アトリエ春風舎、konya-gallery、cafe causa、カフェ+ギャラリー can tutku、KAIKA、スペースデネガ、山猫写真館

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缶の階「舞台編」船の階「海に送った灯」
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箱の階「パノラマビールの夜」缶の階「舞台編」

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2015/11/21
出演者紹介【諸江翔大朗】

出演者紹介
1)劇場へ俳優を見に来てください…ご挨拶とお願い(久野那美) 11/16up
2)<客席編>「椅子に座る女」役…中村彩乃 11/17up
3)<客席編>「椅子を並べる男」役…七井悠   11/19up
4)<舞台編>「缶コーヒーを持つ男」役…諸江翔大朗 11/21 up
5)
<舞台編>「ヒーローに見えない男」役…太田宏 12/18 up



<舞台編>「缶コーヒーを持つ男」役…諸江翔大朗

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石川県出身、京都在住。 現代芸術家であり演出家の高嶺格に師事し、『アロマロア エロゲロエ』『Good House, Nice Body ~いい家・よい体』『Melody?Cup』等、高嶺格の多くの作品に出演。近年では、ピンク地底人『散歩する侵略者』、笑いの内閣『超天晴!福島旅行』等に出演。





Q.自分はどんな俳優だと思いますか?そして、どんな俳優でありたいですか?


目の前で起こる出来事を身体で伝える俳優だと思います。
本当は目だけでは知覚できない出来事も伝えていきたいですね。

Q.演劇をする上で大事にしていることは何ですか?

演劇の大半は嘘であることが前提なのですが、嘘であるとわかっていても
これは現在起こっていることなんだと思っていただくために、その「嘘」を大事にしています。

Q.俳優として何か特別な能力を与えられるとしたら何がほしいですか?

特に何もいらないです。どちらかといえば、今自分にあるものを失ったとき(声とか、腕とか)に
それでも舞台に立ち続けることが出来るのかに興味があります。

あ、でもやっぱり宙に浮く能力は欲しい。

Q.今後やってみたい役はありますか?

建物とか公園とか、無機物の役になってみたいですね。

Q.なぜRecycl缶の階公演に参加したのですか?

去年も参加して、自分に必要なものがここにあると思っていたのですが、
それを手に入れるために、また今年も参加しなければと思ったからですね。

Q.共演者の太田さんはどんなひとですか?

言葉を追求する人ですね。文章、単語、音、発声、響き、全てにおいて理由があり、
だから舞台に立ち続けることが出来るんだと思わせてくれるすごい人です。

後、お酒大好きな人でもあります。

Q.1幕「舞台編」はどんな物語ですか?

この舞台編は「嘘」を信じる人たちの物語です。物語って、編集であったり変更であったり、
殆どは人の意図が入っているので「嘘」なんですけど、その「嘘」って人に喜んでもらおうと思って出てくるものですよね。
そんな「嘘」は時々、真実より人を励ます事ができるんじゃないかな、って物語だと僕は思ってます。


Q.あなたが演じている登場人物はどんなひとですか?


再演に向けて稽古を続けていく中で、僕の「缶コーヒーを持つ男」は、僕の「缶コーヒーを持つ男」でしかないのだなと強く思いました。だから、なかなか、こんな性格だよね、とか絶対こう思ってるよとかは言えないのですが、登場人物の中にある身体の芯みたいなものは日々鮮明に表れてきたなと感じています。

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主な出演作品

【2015】
10月 アムリタ「から、へ、流れる」奈良 宇陀松山 マルカツ
7月 ドキドキぼーいず 「闇」東京 せんがわ劇場
5月 ドキドキぼーいず 「愛と退屈の国」京都 アトリエ劇研
3月 笑の内閣 「超天晴!福島旅行(ダイジェスト版)」東京 ゲンロンカフェ
2月 笑の内閣 「和民殺人事件」大阪 芸術創造館

【2014】
12月 缶の階 「ヒーローに見えない男/缶コーヒーを持つ男」大阪 船場サザンシアター、ウィングフィールド
10月 笑の内閣 「超天晴!福島旅行」京都 アトリエ劇研
7月 ドキドキぼーいず 「ハムレット」富山 利賀芸術公園 岩舞台

【2013】
10月 村川拓也 「エヴェレットラインズ」京都 アトリエ劇研
6月 ピンク地底人 「ココロに花を」東京 王子小劇場、福岡 西鉄ホール

【2012】
10月 梅田哲也+雨宮庸介 「壁の間に卵を立てる」大阪 名村造船所跡地
6月 8月 ピンク地底人 「明日を落としても」京都 アトリエ劇研、東京 王子小劇場
2月 ピンク地底人 「散歩する侵略者」京都 アトリエ劇研

【2011】
12月 若手演出家サミット 中屋敷法仁.船岩裕太 両WS発表公演 出演 東京 アトリエ春風舎
2月 高嶺格「Melody❤Cup」再演 神奈川 赤レンガ倉庫

【2010】
10月 高嶺格「Melody❤Cup」タイ パトラバディシアター

【2009】
11月 12月 木ノ下歌舞伎「伊達娘恋緋鹿子」 京都 アトリエ劇研、東京 シアターグリーン BIG TREE THEATER
8月 高嶺格「Melody❤Cup」兵庫 AI・HALL
3月 DIVEプロデュース 「中島陸郎を演劇する」大阪 精華小劇場
1月 KUNIO05「迷路」兵庫 AI・HALL

【2008】
11月 KUNIO04「犬は鎖に繋ぐべからず」 京都 アトリエ劇研
11月 KUNIO04「百三十二番地の貸家」 京都 アトリエ劇研

【2007】
11月 木ノ下歌舞伎「テラコヤ」京都 アトリエ劇研
9月 高嶺格「リバーシブルだよ人生は」兵庫 AI・HALL
7月 木ノ下歌舞伎「yotsuya-kaidan」再演 東京 こまばアゴラ劇場
2月 3月 相模友士郎「SM」京都 Studio21

【2006】
12月 KUNIO02「ニッポンウォーズ」京都 春秋座
8月 高嶺格「アロマロアエロゲロエ」兵庫 AI・HALL
5月 木ノ下歌舞伎「yotsuya-kaidan」京都 アトリエ劇研

【2005】
8月 高嶺格「もっとダーウィン」兵庫 AI・HALL

【舞台作品以外】
2015 11月 荒木優光「男と女のエコー」映像出演 京都 HAPS
2014 4月 禁断の多数決「アイヌランド」PV出演
2010 4月~2011 3月 高嶺格「Good House, Nice Body 〜 いい家、よい体」映像出演&土嚢建築製作 石川 金沢21世紀美術館




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缶の階「舞台編」
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「福島第一原発舞台化計画 黎明編 超天晴!福島旅行」

2015/11/19
出演者紹介【七井悠】

出演者紹介
1)劇場へ俳優を見に来てください…ご挨拶とお願い(久野那美) 11/16up
2)<客席編>「椅子に座る女」役…中村彩乃 11/17up
3)<客席編>「椅子を並べる男」役…七井悠   11/19up
4)<舞台編>「缶コーヒーを持つ男」役…諸江翔大朗 11/21 up
5)
<舞台編>「ヒーローに見えない男」役…太田宏 12/18 up


<客席編>「椅子を並べる男」役…七井悠



大学卒業後、2004年~2008年 劇団態変に演出補佐として所属。 2008年~2012年 京都ロマンポップに所属し、俳優・舞台監督として活動、ほぼ全ての公演に参加。 近年の参加作品に、WANDERING PARTY『total eclipse - トータル・エクリプス -』、鉄道芸術祭vol.2やなぎみわプロデュース『駅の劇場』、やなぎみわ演劇公演『パノラマ~鉄道編~』、努力クラブ『深い緑がねじれる』など





Q.自分はどんな俳優だと思いますか?そして、どんな俳優でありたいですか?

 器用な俳優ではないと思います。
 演劇や自分自身を深めてゆける俳優でありたいです。


Q.演劇をする上で大事にしていることは何ですか?

 集中と脱力。



Q.俳優として何か特別な能力を与えられるとしたら何がほしいで
すか

 知覚が非常に繊細になる。


Q.今後やってみたい役はありますか?

 物の役。


Q.なぜRecycl缶の階公演に参加したのですか?

 初演に参加していて、久野さんの言葉と身体に対する演出が面白かったから。


Q.共演者の中村さんはどんなひとですか?


 正直でそれが身体に反映される、良い俳優さんだと思います。稽古を重ねてゆくにつれ、稽古場でのたたずまいが変わってきて
 いるのが興味深いです。


Q.2幕「客席編」はどんな物語ですか?


 「無いもの」を巡っての、微妙な感情のやり取りの話です。


Q.あなたが演じている「椅子を並べる男」はどんなひとですか?

 謎を抱えている人で、それも暗い謎 のような気がします。

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主な出演作品

【2015年】
 ■劇的集団まわりみち’39『泡沫は亡き春雪に消えゆ』作・演出:酔月夢心
 ■ピンク地底人『ピンク地底人の土葬ツアー2015 地底人北へ』作・演出:ピンク地底人3号
 ■空の階『財産没収』作:テネシー・ウィリアムズ 演出:久野那美
 ■したため『わたしのある日』作・演出:わだながら
【2014年】
 ■努力クラブ『深い緑がねじれる』作・演出 合田団地
 ■したため『ここ』作・演出 和田ながら
 ■缶の階『客席編』作・演出 久野那美

【2012年】
 ■京都ロマンポップ『幼稚園演義』作:よりふじゆき 演出:向坂達矢
 ■やなぎみわ演劇公演『パノラマ~鉄道編~』作・演出 やなぎみわ


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缶の階「客席編2014」
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空の階『財産没収』テネシーウイリアムズ@利賀演劇人コンクール©2015 Wakita Tomo
 

2015/11/17
出演者紹介【中村彩乃】

出演者紹介
1)劇場へ俳優を見に来てください…ご挨拶とお願い(久野那美) 11/16up
2)<客席編>「椅子に座る女」役…中村彩乃 11/17up
3)<客席編>「椅子を並べる男」役…七井悠   11/19up
4)<舞台編>「缶コーヒーを持つ男」役…諸江翔大朗 11/21 up
5)
<舞台編>「ヒーローに見えない男」役…太田宏 12/18 up






<客席編>「椅子に座る女」役…中村彩乃

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1994年生まれ。奈良県出身。京都府在住。
京都女子大学の劇団S.F.P.に一年間所属後、2014年に退団。
現在はフリーの役者として関西を中心に活動中。



Q.自分はどんな俳優だと思いますか?そして、どんな俳優でありたいですか?

演劇のことが好きな俳優だと思います。
今後の出演によってありたい俳優像は変わると思いますが、素直に芝居が好きだと信じていける俳優でありたいです。


Q.演劇をする上で大事にしていることは何ですか?

共演者や公演に関わってる全ての方、お客さんがいるから、私が演劇を出来ること・俳優をさせてもらえていることを忘れず、感謝すること。


Q.俳優として何か特別な能力を与えられるとしたら何がほしいですか?

食べても呑んでも太らない、体型維持の能力が欲しいです。


Q.今後やってみたい役はありますか?


役をいただけるならそれでとても嬉しいし、何でもやってみたいです。


Q.なぜRecycl缶の階公演に参加したのですか?

初演を観客として見て、それがとても心に残った芝居で。その後の公演も観てみたいなぁと動向をチェックしてると、オーディションが開催されていたので参加させていただきたいな、と。
そして、また、上演台本を見て、言いたい台詞があったから。


Q.共演者の七井悠さんはどんなひとですか?


常に何かを考えてらっしゃる思慮深い方ですが、頭でっかちではなく、感覚的にも動ける、受け口の大きい俳優さんです。面白い方だと思います。お菓子を食べてらっしゃる姿をよく見ます。


Q.2幕「客席編」はどんな物語ですか?

喧嘩というとあまりよろしくない印象がありますが、語弊を恐れずに言うと、互いに譲れないものを抱えている人達の、様々な愛情や想いや拘りや思想が絡まった喧嘩から成り立つ物語。
あと、終わるときに、何かしらの物語が始まる気配のする物語(だと思うので、頑張ります)。


Q.「椅子に座る女」はどんなひとですか?

素直さ故の偏屈さというか、自分の軸がしっかりある女性。また、「劇」というものに対して、私達演劇をする側の人間からは思ってもみなかった、考え方や行動や認識をする人。
 



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主な出演作品
【2015年】
ルサンチカ 「楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~」作=清水邦夫 演出=河井朗
一人芝居企画公演「モノがたり」作・演出=四方香菜
エイチエムピー・シアターカンパニー 「桜姫ー歌ヒ鳴ク雉ノ行方」 原作=鶴屋南北・ 作: くるみざわしん 演出=笠井友仁
エイチエムピー・シアターカンパニー「阿部定の犬」 作=佐藤信 演出=笠井友仁

【2014年】
Hauptbahnhof「The Exception and The Rule ありえないこと、ふつうのこと」作=ベルトルト・ブレヒト 演出=金田一央紀
Hauptbahnhof BUS「なつなので」 演出=金田一央紀
スーパーマツモト「2丁目5番地どんどん軒」作=畑耕平 演出=トランポットニスト相馬
第19次笑の内閣「福島第一原発舞台化計画 黎明編 超天晴!福島旅行」 作・演出=高間響
劇的細胞分裂爆発人間 和田謙二Vol.3 『秘傘!雨の叢雲~傘を刺す、五月雨~』作・演出=しゃくなげ謙治郎

【2013年】
劇団S. F. P.「港町に風は吹く」作・演出=丹羽彩美
劇団S. F. P.「Kidding! 」作・演出=下野陽子



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ルサンチカ
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「楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~」
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第19次笑の内閣
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「福島第一原発舞台化計画 黎明編 超天晴!福島旅行」
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エイチエムピー・シアターカンパニー「阿部定の犬」



2015/11/16
「劇場へ俳優を見に来てください」…久野那美

出演者紹介
1)劇場へ俳優を見に来てください…ご挨拶とお願い(久野那美) 11/16up
2)<客席編>「椅子に座る女」役…中村彩乃 11/17up
3)<客席編>「椅子を並べる男」役…七井悠   11/19up
4)<舞台編>「缶コーヒーを持つ男」役…諸江翔大朗 11/21 up
5)
<舞台編>「ヒーローに見えない男」役…太田宏 12/18 up






こんにちは。作者の久野那美です。
公演まであと2か月を切りました。

Recycle缶の階は、昨年12月に上演した「劇場を舞台にしたふたつの二人芝居」を再演するために創られたユニットです。
20歳~45歳の14人のメンバーがいます。学生は5人います。

このうち、初演に参加していたメンバーは、私、出演者の太田宏、諸江翔大朗、七井悠、舞台監督・照明の葛西健一、音響の合田加代、の6名です。あと8名は、初演の後に出会いました。

再演が決まったときは、こんなに大所帯になるはずでもなかったし、20代の参加者が過半数の集団になることも全く予想していませんでした。けれどもRecycle缶の階は今こういう団体で、この14人のメンバーで作品を創っています。意外とふつうにそうやって創っています。初演時は2つの作品だったのですが、再演にあたってひとつの作品にまとめました。ですが、出演者は1幕にふたり、2幕にふたり、と分かれていて、それは2つの作品だったころの名残です。別々に稽古をしています。どちらのチームも、俳優ふたりは一回り以上の年齢差があります。

1幕目は劇場の舞台の物語です。
出演者が京都在住の諸江翔大朗と東京在住の太田宏のふたりなので、稽古するのに工夫がいります。
太田が時々関西にやってきて稽古しています。
2幕目は劇場の客席の物語です。
出演者はふたりとも関西で活躍している俳優です。初演時と同じ七井悠と、階史上はじめてのオーディションで選出された中村彩乃です。こちらは週に数回ずつ、定期的に稽古しています。

どちらも二人芝居なので、どちらかが稽古に参加できないときは、演出助手の森田君、浅田さん、そしてなぜか誰よりも熱心に稽古場にきてメモをとる制作助手の吉本さんが代役をしてくれたり、みんなで話し合いをしたりしながら稽古しています。俳優がひとり、スタッフが5人とかいうのも珍しくない稽古場です。美術スタッフの濱田君も稽古場でアイデアを出してくれます。

この作品の初演時の上演台本が先日、OMS戯曲賞の最終候補作としてノミネートされ、戯曲がウェブ公開されました。
ですので、どなたでも、戯曲を読んでいただくことができますし、ほかの候補作と読み比べたりすることもできます。
また、11月19日には一般客が大賞を選ぶ(?)「候補作を読む会」が行われ、ほかのひとたちと戯曲の内容を討論することもできます。

私は劇作家なので、戯曲が公開されたり批評されたりすることはとても嬉しいのですが、
それでもあえて言いますが、この作品は、戯曲よりも断然、舞台を観ていただきたい作品です。
俳優の身体を通して初めて見えてくるものが戯曲の何倍も何倍もあるからです。

私の作品は昔、「これは演劇の台詞ではない」「俳優はこういう台詞を言えない」「リアリティがない」「人間が描かれていない」と評されました。私は全く理解することができませんでした。演劇をよく知れば理解できるようになるかと思っていましたが、理解できないまま数年がたち、納得できないまま今も演劇作品を創っています。
私の書く台詞は覚えられないと出演者に毎回いわれます。
おそらく、書かれていることばと、その場で交わされている内容が一致しないことが多いからだと思います。
でもそれのどこが悪いのだ?と私は思っています。
台詞が言ってることは台詞が言ってるからいいんです。俳優は、セリフが言ってるだけではできないことをするために舞台の上にいるのですから、演技とセリフの距離が遠ざかれば遠ざかるほど、舞台の上の情報が多くなる。情報量の多い空間は豊かだと思っています。


今回も、馬鹿みたいに演劇の好きな俳優4人と創っています。
ほんものの人間である俳優4人と創っています。
私が<創った>嘘を俳優が<つき>ます。
いったいどうすれば、嘘の精度がより高くなるのかを日々試行錯誤してくれます。
そこで問われている「リアリティ」とは何なのか?
演劇的であるとはどういうことなのか?
人間が創った嘘を人間の身体を通して人間に伝えられる場で、人間が描かれるとはどういうことなのか?
これまでも自問自答してきた問題に向かい合う日々です。

ことばにできることとことばにできないことが等価に同じ場所に存在する媒体が演劇であると私は思っています。
舞台作品が上演されている間、ことばにできないたくさんのものを、俳優が舞台の上で創り続けます。
舞台の上というところは、俳優が受け取っているものはなんでも存在する場所です。
俳優が見たものが現れ、俳優が聞いた音が聞こえ、俳優が感じたもので満ちる場所です。

「俳優に言えないセリフなんかあってたまるか。誰も言えないなら俺が言ってやる」と太田宏が言ってました。「戯曲に描かれているものを人間にするのは俳優の仕事だ」と七井悠が言っていました。「ほかの俳優がどうしてるかとかは関係なく、本番までにできることがあるなら自分はどんなことでも限界までやってみたい」と諸江翔大朗が言ってました。中村彩乃は「演劇たのしい~!!」とときどき稽古場にひっくり返って大声をあげています。そんな稽古場です。
そしてこっそり書きますが、「これ、ほんとうに台本があるのですか?あのひとたちが自分で喋ってるのではなく?」というのは、今回の制作担当の三坂恵美が初演を客席で見た後に言ったことばです。
「俳優には言えない」と批評されたセリフが今、俳優の身体を通してごく自然なことばとして客席に届けられています。

演目は昨年度の再演で、セリフを大幅に変更しているわけではありませんが、稽古すればするほど、これまで見えていなかったものが見えてきます。同じセリフ、同じ設定なのに、俳優の見ているものは初演とまるで違っているようです。
去年はいったい何をやっていたんだ?と困惑する日々です。

どうぞ、俳優の見ているものを、俳優のきいていることばを、俳優の感じている空気を、劇場に体験しに来てください。
戯曲を読むだけでは絶対に絶対に得ることのできない「演劇」を体験しに劇場へいらしてください。
舞台に立ち台詞を言う俳優を見ていると、この戯曲はとてもよい作品に思えてきます。
戯曲を読んでから見ても、見てからお読みいただいてもどちらもそれぞれ楽しんでいただけると思います。
戯曲を読まずに舞台だけを楽しむのももちろん観劇の王道としてありです。

彼らが今回演じているのが、「俳優」であり、「観客」であり「劇の登場人物」であるということもこの劇の楽しみの一つです。
『話すのなら、今ここにないもののことを話したかった。 今ここにないものの話ばかりしようと思った。』
は、まるごと演劇の劇なのです。

11月30日まで前売りチケットの発売をしています。
こちらからご購入いただけます。12月以降も当日券のご予約を承れますが料金が500円アップしてしまいますので、
できるだけ11月中のお申込みをお薦めしております。
→チケットはこちらより

パシフィックシアターへ、俳優を見に来てください。
俳優を通して、劇の向こう側の世界を、どうぞ見に来てください。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

作:久野那美

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